プロフィール
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1982年愛媛県今治市の小さな島生まれ。
デザイン科高校在学中から”¥1”(YENone)名義でグラフィティライターとして活動。
高校卒業後は愛媛県松山市を拠点にデザイン事務所やショットバー等でフラフラと生活費を稼ぎながらストリートやクラブを中心にアウトサイドな創作活動を続ける。
初めは北条市出身のGRABと二人で立ち上げたんだったと思う。
レゲエクルーDanceJackAroundのイベントにて。
松山市柳井町商店街でのライブペイント。
リーガルウォール。
商店街からのご招待で描かせて頂いた。
2007年、四国遍路を4ヶ月間野宿しながら歩いて金が無くなって島に出戻り塗装工になったり、金が貯まると1か月ほど休暇をとってアジアを中心にバックパッカーの真似事したりと色々あって、一転、一般企業向けの真面目なデザイン、イラスト事務所をフリーランスとして始めるがクライアントワークにはとことん向いて無い事を痛感して4年程で閉店ガラガラ。。
34歳の時、20歳から14年間付き合ってくれた彼女との結婚を期にサラリーマンとなり家も建て、慌ただしい毎日に絵も描かなくなってしまっていたが、ようやく仕事にも慣れてきた頃にコロナ禍で時間が余り、木版画を始めた所、全く上手く出来ない事にどんどんとハマってしまって現在に至る。
名前の由来は〈THA BLUE HERB>のアルバム【STILLING,STILL DREAMING】の三曲目の" ¥ "と言う曲。
"アルファベットのYを横切る 2本の横線 示すこれぞ取引の基本"
このリリックにビビビッときた高校生の自分はグラフィティで使うライターネームをそのまま”¥1(YEN one)”にする。
その頃、人に聞かれたら
「世界中で通用する名前だから。」とか「自分の絵に1円でも価値がつけば良いなと思って。」
などと適当な事をカッコつけて言ってたけど、真実とはそんなもの。
¥の後につく1(one)にはナンバーワンとかオンリーワンという意味があって、その当時のグラフィティライターはやたらと名前の後ろにoneを付けていた。
時と共にONEは自然消滅し、現在は”¥”のみで活動している。
この落款ロゴはウェブショップをオープンするにあたりデザインしたもので、家紋でよく使われる隅切り角と隅立て角を足してアレンジした隅切り立て角の中に鳥居に模した漢字の円を配置し、その中に日の丸を入れてYEN JPNを表現している。
参照:家紋を構成する「角」の種類
絵の中に登場する吹き出しに¥マークは、自分にとってのアートであり、グラフィティライター時代から続くヴァンダリズム(artpedia.asia)。
この下品なマークを絵の中に入れる事によって、自分が描き上げた絵画を破壊する瞬間に快感を覚えるという一種の自慰行為。
気分によって入れたり入れなかったりする。
ちなみに、これらの解説も後から取って付けたものである事は言うまでもない。
座右の銘は「真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!」byタモリ
以上、この様なポンコツが生み出す木版画に興味を持って購入して下さる方が現れる事を願うばかりです。
YEN JPN 店主 YEN